ハイケムの急成長を支える
化学品事業部の「勝利の法則」とは
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2014年8月入社
貿易本部
化学品事業部 機能化学品部 機能化学品課
専門課長 Dさん中国・湖南大学にて分析化学を専攻し、学士及び修士課程を修了。修士1年生の時にハイケムにてインターンシップを経験し、その雰囲気を気に入り卒業後にハイケムに入社。現在は機能化学品部にて、中国でのOEMなどを担当。
中国・湖南大学にて分析化学を専攻し、学士及び修士課程を修了。修士1年生の時にハイケムにてインターンシップを経験し、その雰囲気を気に入り卒業後にハイケムに入社。現在は機能化学品部にて、中国でのOEMなどを担当。
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2010年9月入社
貿易本部
化学品事業部 化成品部 化成品2課
担当部長 Iさん大学卒業後30年以上にわたり商社マンとして、オランダ、上海に駐在するなどグローバルに活躍し、子会社の社長も歴任。60歳の定年後にハイケムに入社し、化成品2課を掌握する担当部長として活躍中。
大学卒業後30年以上にわたり商社マンとして、オランダ、上海に駐在するなどグローバルに活躍し、子会社の社長も歴任。60歳の定年後にハイケムに入社し、化成品2課を掌握する担当部長として活躍中。
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2018年9月入社
貿易本部
化学品事業部 化成品部 化成品1課
部長代理 Jさん中国の大学を卒業後、日本に留学。立教大学のMBAを取得後ハイケムに入社。入社以来、一貫して汎用化学品を取り扱う。2017年に課長となり化成品1課を任される。現在は部長代理。
中国の大学を卒業後、日本に留学。立教大学のMBAを取得後ハイケムに入社。入社以来、一貫して汎用化学品を取り扱う。2017年に課長となり化成品1課を任される。現在は部長代理。
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2008年1月入社
貿易本部
化学品事業部 化成品部 化成品2課
課長 Cさん日本の大学で学士及び修士課程を修了。在学中に日本の化学メーカーでアルバイトをしていた経験と、日中の架け橋としてのハイケムの事業内容に惹かれ新卒として入社。現在は化成品2課のライン課長としてグループのとりまとめや新規製品の開拓に携わる。
日本の大学で学士及び修士課程を修了。在学中に日本の化学メーカーでアルバイトをしていた経験と、日中の架け橋としてのハイケムの事業内容に惹かれ新卒として入社。現在は化成品2課のライン課長としてグループのとりまとめや新規製品の開拓に携わる。
化学品事業部・部門紹介
機能化学品部 機能化学品課
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D
私たちの部署は、主にファインケミカルのOEM事業を手がけています。日本企業が中国のメーカーに製品製造を委託する際に、メーカーの選定から、技術サポート、翻訳業務まで、すべてワンストップでお手伝いする仕事です。日中両国の文化に精通し、技術に詳しい社員が多数在籍しているので、日本企業の皆さんからも信頼していただいていて、会社設立以来の主力事業となっています。
この仕事は製品の立ち上げまでがとても大変で、数年がかりでお客様と一緒に中国まで何度も足を運ぶ必要があり、かなりの労力と根気が必要です。ただ、一度軌道に乗れば、安定した収益が見込める、やりがいのある仕事でもあります。一方で、製品には寿命があるので、いつまでも主力製品だけに頼るというやり方は通用せず、常に新しい案件を見つけて開発していく必要があります。
化成品部 化成品1課
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J
化成品1課では、主に汎用化学品を取り扱っています。業務範囲は本当に幅広くて、日中間の輸出入はもちろん、国内販売、三国貿易まで手がけています。
国内では溶剤のタンクを保有していて、溶剤の在庫販売についてのノウハウも蓄積しています。また、取り扱い製品も、主力の汎用化学品から始まって、溶剤から深掘りして開拓した付加価値の高い半導体製品まで幅広く取り扱っています。
私が入社した当時を振り返ると、主力の化成品は1~2品目くらいしかなく、売上高も数千万円程度でしたが、部署が設立されるころには、16億円ほどの売上を創出できるようになり、今年度は46億円の売上を見込んでいます。当時から考えると、3倍の成長を実現できたことになりますね。
化成品部 化成品2課
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C
化成品部は基本的に汎用化学品を取り扱う部署ですが、2課の場合は取扱製品の自由度が高いですね。主力は塗料関連製品ですが、半導体関連の原材料、釣り糸の原料、入浴剤といった生活化学品まで、幅広い分野を手がけています。
事業を継続する上で、少し多角的に展開し、それぞれの分野を大きな柱にして安定した売上・利益を確保できる体制作りを進めています。
化成品2課ができたときの売上規模は8億円程度で、正直なところ、課としての存続が危ぶまれる水準でしたが、今では年間30億円を目指せる状況まで成長してきました。ですから、私たちの部署も約10年で3倍以上の成長スピードを実現できたことになります。
ハイケム、成長の秘訣
ハイケムがこの10年で大きく成長した理由は何だと思いますか?
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D
私はハイケムの成長には「環境」「人間力」「社風」といった3つの要因があると考えています。
環境
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D
まず、「環境」についてですが、この20年で中国経済は大きく発展しました。この発展の波にうまく乗れたことが、ハイケムが大きく成長した一つの要因だと思います。
人間力
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I
二つ目の、ハイケムは「人間力」が強い企業だという点は大いに共感するね。ハイケムの成長は、営業社員が、まずお客様のご要望をしっかりと聞いて、そのご要望に迅速かつ丁寧に対応しているという基本的なことに支えられていると思う。お客様から厳しいご要望をいただくこともあるけど、それでも嫌な顔一つせず、真摯に対応していることこそ成長の何よりの理由なんじゃないかな。
お客様が求めることをきちんと把握し、しっかりと受け止めて対応する。こうした基本的なことができるかどうかが、商社マンにとっては最も大切なこと。要するに「ハート」と「フットワーク」が大事なのだと思うよ。 -
D
そうですね。ハイケムは他の日本の大手商社と比べて、営業のうまさが際立っているわけではない。でも、小さな仕事も大きな仕事も区別せず、それぞれに対して感謝の気持ちをもって、お客様のニーズに合わせて最善の案を提案することはできているのかなと思います。
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C
そして、大切にしなければいけないのはお客様だけではない。中国支店の協力を得ることもとても大切です。東京の営業マンだけが頑張っても、中国支店のスタッフと協力して、メーカー側と信頼関係を築いていかいなければ、私たちの仕事は成立しません。
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I
商社って良い仕入れがあってこそ、良い売りが成り立つわけ。だから全てが大切なお客様なんだよね。
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C
ハイケムは日本市場をよく理解しているという点で、中国メーカーからも選ばれている部分があるのだと思います。ハイケムの中国支店とメーカーとの信頼関係の積み重ねで、複数のメーカーと総代理店契約を結ぶことができているのは、ハイケムの大きな強みだと思います。
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J
あと、「個の力」がとても強いのも特徴です。商社マンとして大切なのは情報量です。私は入社して15年間毎日、新聞を読んだりする情報収集の時間をとても大切にしています。売上拡大に必要なのはやはり新製品の種。これは情報量を増やし、製品を深く掘り下げることで見えてくる部分もあると考えています。
社風
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D
3つ目の「社風」についてですが、これはハイケムの根幹に流れているものなのかなと思います。私も新人時代に、上司の皆さんが毎日必死に頑張っている姿を見て、自然に自分も頑張ろうという意識が強く芽生えました。
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J
そうですね。会社で一生懸命働けば「自分の価値を発揮できる」と実感できることが大きいのだと思います。自分は日本で暮らす中国人として、中国と日本のビジネスに関わりを持ち、両国の社会に貢献できる仕事に従事している。働けば働くほど、自分の価値が発揮できるという実感が皆の中にあることは強いと思います。
ハイケムではどのような人が活躍できると思いますか?
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C
やっぱり「人間力」がある方だと思います。商社の仕事は最終的には人に好かれ、信頼され「この人に任せたい」と思ってもらえるかどうかです。将来を背負っていけるような人間性こそ大切なんじゃないかな。
「人間力」とは具体的にどんな資質を指すと思いますか?
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D
私は、「新しいことにどんどんチャレンジできるような前向きさ」が必要だと思います。私たちの部署は日々新しい製品に触れる必要があり、幅広い業界をカバーしなければいけません。入社して最初の2~3年は勉強の期間です。心が広く、前向きで、学んで吸収する力がある方は、必ずハイケムで活躍できるのではないでしょうか。
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J
「仕事を楽しんでできる人」はいいですね。自分の頭を使ってよく考え、さまざまなことを吸収できる人は強いと思います。商社マンはたとえ浅くても幅広い知識が求められるので、自ら学び続けられる人は強みになります。
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I
自分の仕事を「楽しい」と思えるかどうかは大きいですね。会社で過ごす時間は1日8時間と長く、人生全体で見ても大きな割合を占めます。どうせなら仲間と一緒に楽しみながら、高いモチベーションで取り組める方にぜひ来ていただきたいです。
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C
ハイケムで働く時間を、単なる労働ではなく「自分の人生観を実現する舞台」と考えてほしいです。仕事を通じて成長し、達成感を味わい、それが人生そのものを充実させる──そんな意識を持つ方と一緒にハイケムの未来を作っていきたいと思っています。