中国語を武器に
ゼロから創る新規事業のやりがい
サステナベーション本部 食料食品開発プロジェクト
Tさん
-
CAREER
- 2016-04
- 日本大学にて中国語中国文化学科を履修
- 2020-04
- 海外旅行専門の旅行会社へ就職
- 2022-06
- コロナ禍で退職
- 2022-07
- ハイケムに第2新卒として入社
-
志望理由
ハイケムに入社を決めたきっかけは?
転職先としてハイケムを選んだのは、大学で学んだ中国文化の知識や中国語を活かしたいと考えたからです。当時、ハイケムがホームページで「日中の架け橋」というスローガンを掲げており、私自身もルーツが中国にあり、子供の頃からそのような存在になりたいと考えていました。自分の思いに合致する企業と出会い、「この会社で働いてみたい!」と思うようになりました。
-
仕事内容
今の仕事内容は?
新規事業として昨年スタートした、食品開発プロジェクトを担当しています。このプロジェクトは、日本ではまだあまり知られていない中華食材を日本市場に広めることを目的に立ち上げられました。現在は、主に食品メーカー出身の先輩と商社出身の先輩の3人で、部門の立ち上げと推進に取り組んでいます。
新規事業の立ち上げを担っているということですが、大変だったことや苦労したエピソードを教えてください。
最初に直面した大きな壁は、日本と中国で「規格」に対する発想そのものがまったく異なっていたことです。日本の食品メーカーはルール重視で、加工工場はもちろん原料の栽培地まで詳細な規格を設定し、書類でトレーサビリティを担保します。一方、中国のメーカーは結果重視。事前に細かな規格を定めることは少なく、完成品の検査数値で品質を証明するスタイルが一般的です。このギャップを埋めるため、日本側が求める規格を個々に提示し、中国メーカーの方に、なんとかお願いして情報を出してもらったり、どうしても情報が得られない場合は一緒に考えたりしながら進めています。まさに、「日中の架け橋」の仕事だと感じています。
ハイケムで仕事をする上でのやりがいは?
新規事業なので、ゼロから日本でお客様を探すことはもちろん、中国で日本基準に合致する食品メーカーを探すところからのスタートです。実際に当社で取り扱う製品については中国メーカーを直接訪問し、工場等の視察から、監査まで全部一貫して自分たちの手で行っています。また、日本全国でニーズがありそうな場所には自ら足を運んで営業活動を展開しています。
このように一連の業務を自分たちで手掛けているため、これまで経験したことのない新しい挑戦が数多くあり、本当にやりがいを感じています。仲間の輪が広がり、取り扱う商材が増え、お客様との商談が少しずつ前進する──まさに、私が働く上で大切にしている「ワクワク」を体現できる仕事だと感じています。
先輩から学んだことは何ですか?
現在、食品プロジェクトにはメーカー出身の先輩と商社出身の先輩、経験豊富な2人がいますが、両者の経験に基づいた営業手法はまったく異なります。私は日々、2人からそれぞれの強みを学び吸収しながら、自分なりに「いいとこ取り」をして、お客様の心をつかむ営業スタイルを磨いています。将来は二人の手法を融合させた営業を体現できる存在になりたいと考えています。ハイケムには、多彩なバックグラウンドを持つプロフェッショナルから直接学べる環境があり、その成長機会こそがハイケムの良さだと感じています。
-
1日のスケジュール
- 10:00
- お客様先へ直行し商談(1時間程度)
- 11:30
- 食品調査も兼ねたランチ(東京都内の中華料理店などで情報収集)
- 12:30
- 帰社
- 13:00
- 来客(食品メーカーとの商談)
- 14:00
- 来客(中国メーカーの日本法人の担当者との打ち合わせ)
- 16:00
- 営業資料作成、サンプル作成・発送、中国メーカーとの連携等
- 19:00
- 退社
-
職場環境
ハイケムの社風や働く環境はいかがですか?
一人ひとりが自立し、責任をもって仕事をしている印象があります。お互いに無駄な干渉はしませんが、決して仲が悪いわけじゃないみたいな。サバサバした雰囲気ですが、どこかアットホームな一面もあって(笑)。日本企業でありながら、一般的な日本企業とは少し違った雰囲気があるかもしれません。
お気に入りの社内制度を教えてください。
電車通勤の時間が長い私にとって、フレックスタイム制度と在宅勤務制度があることは非常に魅力的です。満員電車の時間を避けて通勤できるので、日々の疲労軽減につながりますし、外出が多い私にとって書類作成等の業務に集中しやすい環境を作ることができていると感じています。
また、自分の裁量で休暇を柔軟に取得できる点や、給与面での待遇のよさも大きな魅力の一つだと思います。