営業事務から部長へ
能動的人材が輝く場所

貿易本部 化学品事業部 機能性素材部
部長 Lさん

  1. CAREER
  2. 志望理由
  3. 仕事内容
  4. 前職での経験
  5. 職場環境
  1. CAREER

    2003-04
    立命館大学にて経営戦略を履修
    2007-04
    日本の留学エージェントに就職
    2010-02
    物流会社に就職
    2011-04
    ハイケムに営業事務として入社
  2. 志望理由

    転職を考えたきっかけは?

    日本で大学を卒業後、留学エージェントに就職し、3年間勤務しました。それなりにやりがいも感じていましたが、もう少し中国と関わる仕事がしたいと考えるようになり、中国との貿易を行う商社で働きたいという目標を持つようになりました。

    ハイケムに入社を決めたきっかけは?

    商社への転職を希望していましたが、未経験の分野への転職はハードルが高かったため、まずは物流会社に転職しました。同社では、主に日本と中国間の貿易において、船の手配や顧客対応など、貿易の基本的な業務を1年ほど経験しました。

    その後、日中間の化学品専門商社として事業を拡大していたハイケムを知りました。ちょうど、東日本大震災が起きた年で、社員が中国へ帰国するなどの理由で欠員が出ていることを知り、応募したところ、営業事務として採用していただくことになりました。

  3. 仕事内容

    入社後の軌跡を教えてください。

    2011年に営業事務として入社し、営業サポートとして営業担当者が仕事をしやすいよう、常に先回りして業務を進めるなど、相手の立場に立った仕事を心がけてきました。こうした姿勢が周囲からも評価されるようになり、徐々に納期調整など、お客様と直接接点を持つ業務も任せてもらえるようになりました。もともと人とコミュニケーションを取ることが好きだったこともあり、営業の仕事に強い興味を持つようになりました。そこで、当時の上司に営業職への配置転換を希望したところ、認めていただきキャリアチェンジすることができました。

    営業としては、まず既存顧客を対象に既存製品を扱うルート営業からスタートしました。お客様との面談を重ねるうちに、新規製品に関する問い合わせも増え、取り扱い製品の幅を広げていきました。その後、営業としての実績が評価され、2018年には専門課長に昇進しました。さらに、2020年には機能性化学品2課の課長に就任し、部下との2人体制で既存製品のシェア拡大や新規製品の開拓に取り組み、部門の業績を拡大させてきました。そして2025年には、これまでの実績が認められ、機能性素材部の部長に昇進。現在は、営業担当2名とアシスタント1名の計3名を統括する部長として、部門の管理を任されています。

    部門の業績拡大のためにどのようなことが必要だと思われますか?

    2020年に課が発足したときの売上高がおおよそ16億円でしたが、今年の売上高の見込みは35億円と、この5年間で売上高を2倍以上に伸ばすことができました。

    売上拡大のために必要なことは、次につながる「タネ」を常にまき続けることです。そのためには、日々お客様と丁寧に接することが大切だと思います。お客様は日々さまざまな課題を抱えています。それらの課題に対して、一つずつ細かく丁寧に対応することで、次の課題が出てきたときに、「この案件はハイケムに相談しよう」と最初に思い出してもらえる存在になれるのです。その課題が、将来花開く「タネ」になるかどうかは、その時点ではまだ分かりませんが、可能性は十分にあります。その可能性をできるだけ多く広げ、種まきしておくことが必要であると考えています。

    仕事をする上で大切にしていることは?

    どんなに小さな仕事でも丁寧に対応することです。お客様はもちろん、社内のスタッフとのやり取りにおいても同様に心がけ、常に相手の立場に立ち、相手の気持ちを考えながら仕事をするようにしています。

    仕事は一人でできることには限りがあります。特に私は化学の専門家ではないため、専門的な部分は上司や部下など周りの皆さんに支えていただく必要があります。また、メーカーの方と直接やり取りしている中国支店のスタッフにも心を配ることで、中国メーカーへの要望も伝えやすくなります。そして何より、お客様との関係においては、丁寧に接することで信頼関係を構築しやすくなると考えています。

  4. 前職での経験

    前職の経験やスキルを活かせていると感じる瞬間はありますか?

    前職の留学エージェントでは、個人向けの営業を担当していました。個人向け営業は法人営業とは異なり、お客様がご自身で費用を負担されるため、本当にシビアな場面が多く、サービスに対してもそれ相応のクオリティが求められます。前職の3年間で、日本のお客様とのコミュニケーションの取り方や気配りの仕方、言葉づかいなど、どのようにすればお客様に納得し、満足していただけるかを学ぶことができました。

    ハイケムに入社して得た新しい学びは?

    自ら考えて行動することが、ハイケムで働く上で最も重要だと日々実感しています。ここでは、待っていても誰も仕事を振ってくれません。部署の運営一つをとっても、自ら考え、新しい仕事を生み出していく力を養うことができたと感じています。

  5. 職場環境

    ハイケムでの働く環境について

    ハイケムは、自ら考えて行動できる人にとって、大きな裁量とチャンスが与えられる環境です。年齢やバックグラウンドに関係なく活躍できる舞台が整っているといえるでしょう。部署による業務の制限も少なく、自分の意志で提案や実行ができる柔軟さがあります。

    行動力があり、自分の考えをしっかり持って働く意欲がある方にとっては、非常にやりがいのある職場だと思います。

    ハイケムの評価・報酬制度はいかがですか?

    ハイケムは成果に対する評価が非常に明確で、頑張りが報酬に直結しやすい環境です。賞与は会社全体および部署単位の業績をもとに成果報酬として支給され、給与は年俸制により入社時の能力や職務経験に応じてベース年俸が決定します。入社後は毎年の業績に合わせてA~Eの5段階で評価され、それに基づいて昇給が決まるシステムです。

    特に中途採用の場合はバックグラウンドを考慮した待遇が用意されており、実力を発揮すれば、着実に評価される仕組みが整っています。

    また、年末には、その1年間に会社全体や事業部単位で貢献度の高かった人が表彰される制度もあり、社員の業務へのモチベーションにつながっています。